ハンバーガー屋の経営ブログ

ハンバーガー屋さんを開業するまでの計画&オープン後の日常を綴っていきます

instagramをきっかけにSKIPPERS'(スキッパーズ)さんにお邪魔してきました!

SKIPPERS'(スキッパーズ)さんにお邪魔してきました!

SKIPPERS'(スキッパーズ)さんにお邪魔してきました!

先週、instagramでメッセージを頂きいたことをきっかけに今日はSKIPPERS'(スキッパーズ)に行ってきました!

 

「これからハンバーガー屋をOPENするなら、試食会や試作品作りにうちの店のキッチンを使ってもらっていいですよ」というとても在り難い内容だったので「是非お願いします」と連絡を取り合っていたのですが…

まずは食べに行こう!お話させていただきたい!ということで訪れたのですが、3時間も色々なお話をさせていただき濃い時間を過ごせました。

 

このブログの中では書き切れないですし、書くべきでないことも多々ありますが、飲食業界もまた過去の歴史のようにそこで働く「人」が重視される時代に戻るよなという話が色々な話の軸にあったと思います。

一方通行的に商品の魅力をPRする提供者や、美味しいものという名の情報を食べて満足する現在とこれからの飲食業界についてのイメージは、僕が海外で感じてきたものと近いものがありただただ話していて楽しかったし刺激的でした。

 

なにより、今日お話させていただいた皆さんがとても魅力的な方々で、それが今回SKIPPERS'(スキッパーズ)に一番魅力を感じた部分であり、自分のお店のことを考えてワクワクした部分です。

 

他にも、前回のブログでも書きましたが、スナックやパブでハンバーガー屋やるの面白くね?という僕の思いを相談させてもらって、そこからさらにアイデアも広がりましたし、駅の広告で宣伝じゃなくて小説書きたいとか、何じゃそら…と思われるかもしれませんが、話の中で気付いた「面白い」アイデアも生まれました。

写真は実際に潮見駅にあったSKIPPERS'(スキッパーズ)の広告です。

SKIPPERS'(スキッパーズ)の広告

いい広告だなあと、ほっこり。

 

また、調理工程や原価なんかもいろいろ話してくれて、もっと拘れるなと思い知らされました。

 

スキッパーズバーガー(̟+エッグ、チーズ)をとても美味しく頂き、最後には試作品作りにとオリジナルのバンズと、そのバンズに合うマヨネーズまで頂きました。ありがとうございます!

 

お店をきっかけに商圏自体を作ってしまう

お店をきっかけに商圏自体を作ってしまう

SKIPPERS'(スキッパーズ)さんの名前は聞いたことあったけど、家から遠いこともあり訪れたことのない店でした。

オーナーの東條さんと話していて一番共感できたのは街に対する思いで感銘を受けたのも街を巻き込んだ計画でした。

 

SKIPPERS'(スキッパーズ)のある潮見駅は、東京駅から京葉線で向かったのですが、今まで何度も通り過ぎてきましたが下りたことはありませんでした。

ディズニーランドに行くときは舞浜駅フクアリに行くときは蘇我駅、ライブなどで新木場駅、バーベキューでは葛西臨海公園駅、それどころか一時期、海浜幕張駅に住んでいたので何百回と通過はしていたんだよなあ…と帰りの電車で気付きました。

 

僕が蒲田でお店を出したい理由もそうなんですけど、降りたことのない人には通過するだけの駅に思えても、ちゃんと魅力だったり思い入れがあるんですよね。

なにより、当たり前ですがそこで一人一人が日々を過ごしているんだよなあと。

お店がどうだけじゃなくて、その街でどういう存在になるか、それが固定費はかかるけど飲食店をやる魅力の一つだと思います。

事業計画書では商圏規模や開発などビジネス的なことばかりになってしまうけど、その前に自分が人生をかけて挑戦する場に選ぶくらい思い入れなり愛着があると最高だなと。

 

東條さんは潮見という駅で商圏を生み出したいと、面白いことをしたいと。とても共感できるビジョンでした。(近々、潮見駅で5店舗を同時開店するらしいです)

 

僕は蒲田の汚いところも、スナックやパブばっかのところも、よくわからない店が並ぶ商店街も好きだったりして、蒲田だからこそスナックやパブの居抜き物件が候補になったと思います。(他のエリアで探していないので分かりませんが)

 

これまで我が家のバルコニーで開催してきた試食会に参加くださった方々の9割は蒲田に初めて降りたと言います。

 

意外といい街だね、と言ってもらえることはハンバーガーを美味しいと言ってもらえるのと同じくらい、実は嬉しいんですよね。

 

なので一店舗でなく複数店舗を経営することを前提に物件も探しています。

 

この店があるから、降りる駅。まずは、そうなれるようになりたいなと。

 

SKIPPERS'(スキッパーズ)さんは、僕にとってそういうお店になりました。